夜、連絡をよこすということで、待つ自分。
所長が6時頃仕事が終わると聞いていたため、
それから連絡が来るのかな…と。
9時になってもこない。
家に居る事がだんだん嫌になってきて、
自分の車の中へ。
落ち着かない自分。
連絡がなかなかこない…
一人でいたくなくなってきて、神の店へ。
神に構ってもらいながら時間を潰す。
友人に今から会うことを報告。
友人から心配の電話がかかってくる。
友人と話し終わった後メールが。
会う時がきた。
Tさんが、自分の家近くのファミレスに来ているとのこと。
最初は違う場所で会う予定だったが、急遽変わった事が所長から知らされる。
行く途中、所長に電話。
『所長がどこまでちゃんと話せるか知りたいんで、今回Tさんには所長が全部話してください。』
所長は自分もそのつもりだと返事をくれた。
店につくが、Tさんがいない。
トイレかな?と待っていたらTさんが出てきた。
Tさんは自分が来る事を知らなかった模様。
世間話や、最近の話しをちょこちょこしつつ。
今回、ちょっと所長と色々あったが、所長からどれだけ話せるか知りたいから自分は一切最初は話さない事を知らせる。
所長到着。
本題に入る。
どこまではなせるか?
所長が話しをする。
Tさんは必死にそれを聞く。
まったく中身の無い話。
まったく筋が通っていない話。
当事者の自分でもいまいち把握しきれないような内容。
ダメだ。
所長が話し終わり、Tさんが話しだす。
もちろん、話はあらぬ方向へとむく。
『所長は、全然ちゃんと話してないですね。中身が無いです。』
所長の返答は
『そんな時間かけないように要点だけ話したんだ』
もういい。自分が話す。
一から事細かに話す。
Tさんの顔つきが変わる。
所長が一言、
『変わりたい』
みたいな事言ってくれればよかっただけなのに。
今の自分好きじゃないなら、よくしていけるようにアドバイスしてくれる仲間なのに。
自分から、変わらないことを言い
自分から、仲間を裏切ることを言う
『殴る価値もない。けど、殴らないと怒りがおさまらない。殴ってもおさまらないけど。
でも、殴らない事にはもうどうしようもないくらいの怒りがある。』
と言って、Tさんが所長を殴った。
後から駆けつけ話しに加わったHさんも所長を殴った。
自分は…?
殴る事なく終わった。
殴る気力も無かった。
殴りたくも無かった。
バカな所長。
大好きな所長。
なんでそんなに人の気持ちをわかろうとしてくれないんだろう。