まあ、これが自分がもってる爆弾。
結構みんなもってると思うけど。
酷い人は意識失うらしい。
自分はまだ失った事無し。
つか、絶対飛ばしてたまるか!!と、もがく。
診断されたのは約4年前?
通勤の電車の中でなる。
仕事先には行くものの、体力勝負の仕事。役に立つわけもなく、看護士さんに言われ休憩した後家に帰る。
そんで病院へ。
血液検査の結果異常はまったくみられず。
健康そのもの。
で、医師の言葉は
「ストレスや、疲れから来る脳貧血だね。」
だ、そう。
仕事休むのも気が引けるので、即次の日出勤。
仕事先で、電話でその検査結果を知った。
脳貧血って何だ?と思い、デカイ病院で最近まで働いていた保健士さんに確認。
「2~3日は絶対安静だね。酷さにもよるけど、脳に血液を送ろうと、心臓が急激に動くから心臓に結構負担がかかるんだよ。」
なんて言葉をいただいてしまった。
昨日保健士さんいなかったから、知らないだろうが、実は二日目・・みたいな。
でも、通勤時になったのは、高校の通学時になったのと一緒。
あーあれも脳貧血ってやつかと。
さっき調べたら、普段貧血と言われるものが“脳貧血”で、
ヘモグロビンやらなんやら血液の異常を“貧血”って言うらしい?
じゃー誰でもなるもので、ただ酷いか軽いかの違いか?と思いつつ。
確かに、通学・通勤時になったのと、2年前起こしたものには有り得ないくらいの差があった。
これが酷さの違いか・・と身をもって知ったんだけど。
2年前。
原因は友人との諍いからのストレスだろう。
長年の不安が、爆発した年。
今までは、家族は見たことの無かった貧血。
自分の中では一番酷いとされるそれを目の当たりにした母。
だからこそ、今、自分の体調に凄く敏感に反応するようになった。
トイレに入った途端くることがわかった。
トイレん中で誰が倒れるか!!
と、気力を振り絞って部屋へ一気に飛び出しそのまま、畳の上へ倒れこむ。
ベランダにいた母を、必死に叫び呼ぶ。
もうその時点で動く事はできない。
母が、顔面蒼白、動けなくなっている自分に驚く。
ワケがわかっていないような母に
「貧血!貧血!」
と、とにかく、出ない声を振り絞る。
今までにない焦り。
今までにないくらいの勢いで、手足から一気に血の気が失せるのがわかった。
脳に血液を送り込むため、心臓が他の部分への血液の循環を減らしたのだろう。
心臓が必死に脳へ脳へと血液を送り込む。
心臓が必死に動くため、物凄い動機。
激しい動機のせいで、頭をガンガン何かで殴られているかのような痛みと、それに伴い視界が揺れる。
そして、一気に冷える末端。
手足はどんどん血の気を失い、青白くなっていく。
驚いた母が、必死に擦るが追いつくことなくどんどん冷えていく。
真夏の日。手足には手袋と靴下。更にホッカイロまでつけられる。
それでも身体の内側で起きるもの。
血の気が戻るわけが無い。
手足は真冬。頭と上半身のみが真夏の暑さ。
頭と上半身のみ、貧血で出てくる脂汗でべたべた。
そんな状態を30分~1時間かけてようやく脱出。
その後は、一日動く事ができなかった。
あ~これが本当の脳貧血か・・なんて事は後から思ったんだけど。
二度となりたくないくらい気持ち悪い。
あの瞬間、本気で壊れそうなくらい動く心臓が、元に戻る時にはそのまま止まっていって死ぬのかな・・なんて覚悟をした。
せっかく、お母が必死に暖めてくれたのに、そのまま冷えていくのかな・・なんて。
この時は、もう病院なんか行かなかった。薬貰って飲んでも気持ち悪さとか、変わらないのは前回ので経験済みだったから。
酷さは違っても、薬は同じだろうと。
友人達には、
「心身が壊れる前に、ストッパーがかかるんだな」
「精神的負担を自覚してないやっかい者」
とか言われた。
けど、結構心配かけた。
今更ながら、こんな奴なのに、
心配してくれてありがとう。